5) 語学スクールのレッスンは4種類

語学スクールにはレッスンの形式が4つあります。

1. グループレッスン
2. オンラインレッスン
3. マンツーマンレッスン
4. カフェレッスン

契約前には体験レッスンがあるので、実際に体験してスクールを比較してみましょう。

語学スクールのレッスンタイプ①:グループレッスン

多くのスクールは、グループレッスンです。
メリットはレッスン料がマンツーマンと比較すると
安く抑えることができるという点になります。

ただし注意点もあります。何人までのグループであるか、
レベル分けが細かくなされているかという点は事前に確認しておきましょう。

というのもグループレッスンで講師がしっかりと受講生をケアできるのは
一度に4人までとも言われます。
5人以上のグループの場合、話す時間が限られてしまうため、
受け身になってしまうことも少なくありません。
また、講師は全般的にレッスンを提供しなければならないため、
受講生個人のレベルを考慮するのは難しいです。
受講生の中に一人でもレベルが高い方、低い方がいると、
レッスンについていけなかったり、逆に簡単すぎて退屈してしまうという可能性も。
グループレッスンは少人数制、かつレベル分けがしっかりされているスクールを選びましょう。

語学スクールのレッスンタイプ②:オンラインレッスン

オンラインレッスンは最近耳にすることが多いのではないでしょうか。
今流行っている多くのオンラインレッスンは、人件費が安いフィリピン人の講師が教えています。
レッスン料は通学する料金と比較すると、
1/2から1/10という格安で受講できるので人気を集めています。

準備としては、パソコン、インターネットにつながる環境、ヘッドセット、
スカイプなどのオンラインソフトのダウンロードなど準備が重要です。

オンラインレッスンは自宅や職場から受講できるので、交通費がかからないなどのメリットがあり、
レッスンをすぐにでも開始できるというメリットもあります。
ただ、受講する方は画面上でのコンタクトになってしまうため、
コミュニケーションの違和感がなくなるまでに時間が掛かる点がデメリット。

コストを抑えて、語学を学びたい方にはおすすめのレッスン方法です。

語学スクールのレッスンタイプ③:マンツーマンレッスン

マンツーマンレッスンは、1:1でレッスンを行う形式で、
講師が一人の受講者に対して、集中してレッスンを提供します。
グループレッスンとは異なり、講師はあなたのレベルに合わせてくれるので、
学びたいことを中心にレッスンを進められるのが特徴です。

レッスン料はグループレッスンと比較すると割高になりますが、
その分語学力の上達は速いという特徴も。

マンツーマンレッスンの上手な活用方法は、事前に予習したことをレッスン中に実践することです。
決して受け身にならず、積極的に講師を活用しましょう。

短期間で語学力の向上が目標の場合はマンツーマンレッスンが効率的です。

語学スクールのレッスンタイプ④:カフェレッスン

講師とカフェで待ち合わせして、レッスンを行う形式。
基本的に講師派遣会社に登録をしている講師を紹介してもらい、
カフェでのレッスン前に都度お金を支払うスタイルです。
基本的にマンツーマンレッスンで、比較的スクールでの費用よりも安く受講できますが、レッスンの内容が講師のスキルによって異なります。
レッスンの質が高いかどうかを見極める必要があるでしょう。

マンツーマンレッスンより費用は安いが、講師の見極めが大切。

体験レッスンでスクールを比較
基本的にどこのスクールでも体験レッスンは無料で行っています。
スクールによっては、1レッスンを1コインで受講できるところもあるようです。

まずは体験レッスンで以下の内容をチェックしましょう。

●利便性(駅近か・教室変更可か)
● 信用性(教育振興会加盟か否か)
● 講師を自由に指名できるか(指名制or担任制)
●英会話教室の種別(マンツーマンorグループ)
● どんな英会話が学べるか(ビジネス英会話・日常英会話など)
● 自由にスケジュールが組めるか(自由予約or固定制)
● 休んだときの振替はできるか
● 1レッスンの時間
● 1レッスンの単価
● 1レッスンの費用対効果

いくつかのスクールで体験レッスンを受けてみて、
上記の点を比較し、総合的に判断するのが語学スクールを選ぶ賢い方法です。

——————————————-目次——————————————-

1) まずは語学スクールを知る

2) 語学スクールを選ぶ時に抑えておきたいポイントは6つ

3) 語学スクールの講師の見分け方

4) 語学スクールの5つの制度を把握

5) 語学スクールのレッスンは4種類

6) 語学スクールでトラブルに巻き込まれないためには

7) 【付録】語学を効率的に勉強する勉強法

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